多重債務の怖さ
一か所だけでなく、複数の金融機関から借金している状態を「多重債務」と言います。
複数の金融機関とは、複数の消費者金融からだけというわけではなく、住宅ローンやクレジットでの買い物なども含まれます。
それら複数からお金を借りていれば、すべて多重債務となります。
それぞれは少額の借金だったとしても、それぞれに利率がかかってくるため、全体の年率を考えると莫大なものになります。
たとえば、住宅ローンの年率自体は3%であっても、クレジットカードが15%、消費者金融が30%だった場合、借金自体の年率は体感的に48%になってしまうのです。
こうやって数字で表すと、ぞっとしませんか?
これが、複数からの借金ではなく一か所からの借入だとしたら、利率は一緒で利息も一か所だけに払うわけですから、実際返すお金は多重債務よりもずいぶんとお得になるでしょう。
もしも、すでに多重債務状態の人がいれば、ローンは一本化にまとめるようにしましょう。
多重債務とはとても恐ろしいものですから。
なかには、すでに多額のお金を借りているから、少しぐらい借金が増えても変わらない、平気という人もいるようです。
これも多重債務者の恐ろしい感覚。
それをきっかけに利息はどんどん膨れ上がり、借金で首が回らなくなるのです。
現実にそのような経験をした人はたくさんいます。
今これを読んでいるあなたが、もしも複数から借りているようでしたら、すぐにでも借金を一か所にまとめることをおススメします。
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