その後の生活はどうなるの?
自力で借金が返せなくなって自己破産したら、その後の生活はどうなるのでしょう。
多くの人が気になるところだと思います。
財産処分を行い、細々と日の当たらない場所で生きてく、なんて思っている人もなかにはいるかもしれませんね。
そこまで暗い生活はしなくても大丈夫ですが、ペナルティとしていくつかの制限があります。
まず、当然ですが、新たに借金をすることができません。
クレジットカードで買い物もできません。
自己破産して、今までの借金をチャラにしておいて、またすぐにお金を借りるなんてとんでもないことですよね。
そんなことをしたら、自己破産を繰り返す人がでてくるかもしれません。
さらに、職業の制約もあります。
会社役員や公務員にはなれません。
また、銀行や保険会社などのようなお金を扱う職場もダメですし、資格が必要な仕事にも就くことができません。
自己破産前に、このような職業に就いていた人は、辞めなればならなくなります。
このあたりは、不便や不都合を感じる人もいるかもしれませんが、それ以外の仕事には就けますので、まじめに働いて貯金をすることもできます。
ほかに、裁判所の許可なく引越しすることもできません。
そのくらいは我慢する必要があるでしょう。
借りていたものを返さずに無くしてもらえるのですから、この程度は当たり前として許容できるのでは。
けれど、その他のことは、自由に行うことができますので、自己破産前とあまり変わらない暮らしできる人もいます。
あまり悲観的になる必要もありませんよ。
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